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労働環境がメタボを生み出している

個人の生活習慣という話ではなく、社会全体、現代の労働環境そのものが「メタボリック症候群」の温床と言う気がします。

会社員の生活を例に考えてみましょう。朝の通勤電車に乗るために、朝は早起きしなければなりません。朝食に時間はかけていられませんから、ご飯に納豆、味噌汁に漬物と言うワケにはいきません。高カロリーなパンなどを、手早く食べて済ませる人が多いと思います。

通勤は電車か車で、さほどカロリーは使いません。満員電車は大変ですが、寧ろ、精神的なストレスの方が大きいでしょう。

12時まで仕事をすれば昼食となりますが、ここでも、ほとんど食事は選べません。多いのはコンビニ弁当や、カップ麺などでしょう。

食後に運動でもすれば良いのでしょうが、それは会社のそばに、そんな場所があればの話です。また、朝の通勤で疲れを感じていたり、前日からの疲労が抜けていない場合は、運動どころでは無いでしょう。

そして、午後も座りっぱなしで仕事。さらに残業。腹が減って何かを食べるとか、いっそ夕食を、となっても、選択肢自体は変わりません。

そこそこの時間に帰宅できれば、まだ良いのですが、終電で帰るとなると大変です。帰っても「寝るだけ」という状況でしょう。体は疲れていますが、仕事のせいで頭は冴えていて眠れない事も多い、そうなると寝酒を飲む事になったりで、もはや「メタボ」以外に道は無い感じです。

休日に運動でもすれば良いのですが、ある程度、年齢が上がると急に運動はできません。却って体を壊してしまう恐れがある為です。となると、休日は家でゴロゴロして、体を休める事になります。そうでもしないと、「正直、保たない」と言う事ですが、間違いなく、体には悪い状況ですよね。

しかし、この生活リズムを、自分だけの努力でなんとかできるのか?と言えば・・・。答えはNOでしょう。

だいたい、個人の生活態度の問題であれば、社会現象として問題視されるまでにはなっていないはずです。国や地方自治体、企業などが、真剣に取り組まないと解消は難しいと思います。