メタボ予防と対策ガイド

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メタボ外来で専門家に相談する

現代人の生活習慣病の一つである「メタボリック・シンドローム」。高血圧や糖尿病などの疾患も同時に発症する大変リスクの高いもので、気がついた頃には自分ではどうしようもないという事態に陥りやすいのです。

2008年に実施された国民健康・栄養調査では、メタボが強く疑われる人は男性の3割弱で、「メタボ予備軍」と合わせると5割弱を占める結果となりました。食生活の欧米化や不規則な生活により、日本人でもメタボになる人が増えているのが現状。

そのため、最近ではメタボリック・シンドローム外来や肥満外来といった、専門的な治療が行える病院も増えています。

メタボ外来では、あらゆる検査からメタボの状態や疾患リスクについて診断するところから始まります。

基本的な身体測定のほか、体脂肪率やBMI、血圧、胸囲・腹囲を計測。腹部CTスキャンにより内臓脂肪や皮下脂肪の量を測定したり、レントゲン検査、血液検査から血糖値・中性脂肪・コレステロール値なども計ります。

生活習慣病と関わりの深い動脈硬化の発症リスクについても、血管の状態を診ることで判断する場合もあります。また、遺伝子検査により遺伝子タイプを明らかにし、生活習慣病のリスクを予測するメタボ外来もあるようです。

このように、その人のメタボの状態や原因を診断したうえで、カウンセリング・食事指導・運動指導などが行われます。

生活習慣の改善と平行して、糖尿病や高血圧、脂質異常症(高脂血症)の場合は、薬物療法も実施されます。中には、自己管理力を高めるために、家庭用の血圧計や歩数計、体重計を貸し出して数値管理を徹底したり、生活ノートをつけて記録させるところもあります。

メタボや疾患などの症状が悪化する前に、メタボ外来で専門家の診断と治療を受けることも一つの選択肢ととらえておきましょう。